39(サンキュー)矢野基金とは
|
「39矢野基金」は難病「筋ジストロフィー」の患者様に、車いす購入費・意思伝達装置購入費を助成する事業です。
設立の経緯
2010年7月26日、矢野燿大さん(元阪神タイガース選手・監督)の寄付金を原資に、大阪府社会福祉協議会に「39矢野基金」を設立しました。
基金設立のきっかけは、矢野さんが自分のファンである筋ジストロフィー患者のお見舞いに行った時でした。
生活に必要な電動車いすが高額であるため、運動機能が少しずつ失われていく病気にもかかわらず、症状に合わせた車いすを持てない患者さんが多いことを知りました。
「応援してもらうばかりだった自分も恩返しがしたい。」
矢野さんのこの思いをカタチにしたのが、「39矢野基金」です。大阪府社会福祉協議会では主に近畿圏在住の筋ジストロフィー患者の支援を行っていました。
2022年4月、大阪府社会福祉協議会からTHANKYOU FUNDに事業を移管し、現在は全国の患者を対象に車いす・意思伝達装置購入費の助成を行っています。
プロフィール
|
1968年12月6日、大阪市平野区生まれ。O型。
大阪府立桜宮高等学校、東北福祉大学出身の元プロ野球選手。
主なポジションは捕手。
- オールスターゲーム出場7回(1999年、2002年~2006年、2008年)
- 通算サヨナラ安打10本(阪神タイガース球団記録)
- 生涯成績:1,669試合出場/4,921打数/1,347安打/112本塁打/打点570/打率.274
1991年 | 中日ドラゴンズにドラフト2位で入団 |
1997年 | 阪神タイガースにトレード移籍 |
2003年 | 18年ぶり8度目のリーグ優勝、ベストナイン・ゴールデングラブ賞を獲得 |
2005年 | 2年ぶり9度目のリーグ優勝、ベストナイン・ゴールデングラブ賞・日本シリーズ敢闘賞を獲得 |
2007年 | 北京五輪日本代表に招集 |
2008年 | 北京五輪出場 |
2010年7月 | 大阪府社会福祉協議会に「39(サンキュー)矢野基金」設立 |
2010年9月 | 現役引退 |
2013~2015年 | 侍ジャパンバッテリーコーチ就任 |
2016年~ | 阪神タイガース作戦兼バッテリーコーチ就任 |
2018年~ | 同球団二軍監督就任 |
2019年~ | 同球団一軍監督就任 |
2022年1月 | 「39矢野基金」で第22回ゴールデンスピリット賞受賞 |
2022年4月 | 「特定非営利活動法人THANKYOU FUND」設立、代表理事就任 |
基金概要
基金名 | 39(サンキュー)矢野基金 |
主な活動 | 筋ジストロフィー患者への車いす・意思伝達装置の購入費助成 子どもたちのスポーツ活動の支援 |
活動開始 | 2010年7月 |